MT5でテンプレートを保存・一括適用するスクリプト「EthanTemplateManager」
MT5でテンプレートを保存・一括適用するスクリプト「EthanTemplateManager」
テンプレートとは…
1つの通貨ペアのチャートの設定やインジケーターの設定を保存しておき、別の通貨ペアのチャートを保存したものと同じ設定にするためのものです。
新規チャートを開いたときなど、いつもの設定でチャートを見たいときに使うと便利です。
このシステムの方針
テンプレートはMT5の機能で簡単に保存・読み込みが可能です。しかし、その場合テンプレートを1つずつチャートに適用しなければならず、たくさんのチャートを同じ環境に揃えるのは大変な作業になります。
このスクリプトを使うことで、一括で複数のチャートを同じ環境に揃えることができます。
ご利用にあたっての注意点
テンプレートは、オブジェクトの状況も保存されます。(水平線、トレンドラインなど)
テンプレートの読み込みによって、適用先のオブジェクトは全て保存されている内容で上書きされてしまうため、オブジェクトを残したい場合には不向きです。
主に新規チャートを開くときや新しい環境でのチャート全体の初期設定などでの使用が適しています。
※いきなり[全体]に読み込むのではなく、[単体]で動作を確認してから使用してください。(オブジェクトの意図しない削除によって損害が発生した場合でも当社は一切の責任を負いません。)
※インジケーターの機能で自動的に生成されているオブジェクトなども削除される可能性がありますが、そのインジケーターが存在していれば再度生成されるはずなので問題ありません。
ファイル名は「ETMa_ChartTemplate」と「ETMa_ChartTemplateOrg」の2つを使用します。
同じファイル名のテンプレートがある場合は上書きされるのでご注意ください。
また、同名ファイルが上書きされる性質上、このスクリプトで保存できるテンプレートは1パターンのみです。
現在のバージョンとアップデート履歴
現在のバージョン
ver 1.0
- ver 1.0~
-
- ver1.0公開
- ver
-
導入方法
MT5に追加する方法
スクリプトの基本的な導入方法はこちらの記事にまとめてあります。
MT5内に表示されたら、適用するチャートウィンドウをアクティブにした状態で、スクリプトを適用してください。
※スクリプトは適用した瞬間にだけ何か処理が行われるものです。インジケーターのように常駐はしないので、必要なときにだけ使用してください。
設定項目の説明
【処理モード選択】 | |
---|---|
処理モード |
|
※[適用対象以後全て][適用対象以前全て]とは…
ウィンドウが並んでいる順番を変更することで適用対象を操作できます。
万が一の不具合対応
現状問題の動作は確認されていませんが、環境の違いなどにより問題が発生する可能性がある点の対応策を以下に示します。(発生しないと思いますが念のため)
保存[オブジェクトを除く]を使用してテンプレートを保存した際に、保存元のオブジェクトが削除されてしまったような場合は意図していない動作です。
その場合、「ETMa_ChartTemplateOrg」のテンプレート名でオブジェクトの削除前のテンプレートが保存されているはずなので、手動でテンプレートを読み込んで復帰させてください。
ダウンロードリンク
最新バージョン
EthanTemplateManager ver1.0をダウンロード
更新点: ver1.0を公開
過去バージョン
※過去バージョンのダウンロードリンクは予告なく削除する可能性がございます。
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